海外旅行に行けない今、食事だけでも海外気分を楽しみたい!!という方も多いと思います。
今回は都内で本場のタイの屋台料理が楽しめる”999”についてご紹介いたします。
エスニック料理の中でも人気のタイ料理はたくさんのお店がありますが、ここは特にオススメ!
バックパッカーでタイに10回以上行ったことがあるタイ好きの私が、旅行の思い出とともにお届けします。
999(カオカオカオ)の由来は?
こちらのお店の名前ですが、数字の『999』と書いて『カオカオカオ』と読みます。
”カオ”はタイ語で”前進、進歩”という言葉と同じ発音で、タイでは縁起がいい数字とされています。

意味は反対になりますが、日本で”4”が”し”という発音で、
避けられているのと同じニュアンスでしょうか。
加えて、記憶しやすさ、リズミカルさと視覚的インパクトなども考慮した結果、”999”になったそうです。
本番のタイ屋台の雰囲気
タイと言えばよく屋台料理を見かけます。旅行中はプラスチックの椅子に座りながら、現地の人たちと食事をしていました。
どのお店も、店内に収まらず、ほとんど路上にはみ出しているんですよね。
バンコクのカオサン通りなんか行くと、ここ道なの?と思うほど、道にも遠慮なく椅子を並べています。
999もそんなタイ屋台の雰囲気を再現しています。
プラスチックの椅子にごちゃっとした店内はタイのエネルギッシュな雰囲気を思い出させてくれます。
屋台って冬は寒くない?ってご心配の方、ご安心ください。
冬はビニールシートで遮断されているので店内は暖かいです。
もちろん衛生状態もいいので、タイの屋台よりずっと快適。
日本とタイのいい所どりです。

ボリュームたっぷり!!名物のバケツビール
早速大きなバケツビールを注文します。大きなバケツに氷入りのビールがやってきます。
東南アジアってビール飲む時に氷を入れるんですよね。
(タイに限らず、ベトナムもそうでした。
インドネシアとマレーシアはイスラムの国なのでビールを飲んだ記憶ないですが。。
シンガポールは西洋色が強かったので、普通のコップに注いで飲んでいました。フードコートに行くとまた違うかもしれませんね。)
暑い時にこの飲み方って合うんですよね。
ビールの他、カクテルなどもバケツで楽しめます。
その他、シンハー、チャーン、プーケット、レオといったタイビールも楽しめます!

おなじみのタイ料理が並ぶ
まずは定番のトムヤンクンラーメンを注文。
ここのトムヤンクンはココナッツミルクがたっぷりでまろやか!
そこにレモングラスとパクチーが華やかに香り、異国の雰囲気が口に広がります。
更に唐辛子の辛さも加わり、甘くて、酸っくて、辛い。。。
不思議だけど病みつきになる、タイ料理のおいしさが詰まっています。
色々なお店でトムヤンクンを食べましたが、味はお店によって千差万別。
日本でお味噌汁が、地域や家庭によって違うように、それぞれの味があるようです。

人それぞれ好みはありますが、私は999(カオカオカオ)のトムヤンクンは、甘さ、酸さ、辛さのバランスが絶妙で大好きです。
トムヤンクンの他にも、青パパイヤのサラダ、パッタイ、カオマンガイと言ったお馴染みのタイ料理が並びます。
タイ料理屋なのに中華料理が多い?タイ中華とは?
続いて、空心菜の炒め物を注文。ニンニクが効いていて美味しい一品です。
鷹の爪が入っていますが、そこまで辛くはありませんでした。
辛さというよりはニンニクのインパクトが強い!
でもこれが美味しい!!

空心菜の炒め物もそうですが、999のメニューには中華っぽい料理が並びます。

タイ屋台料理は、中国からの移民(華僑)からの影響を大きく受けており、タイ屋台と中華料理とは切っても切り離せない関係。 999もそんな”タイ中華”を積極的に取り入れているとのことです。
東南アジアでは、シンガポールやマレーシアでみられるプラナカン料理(ババニョニャ料理)も中華と折衷料理として有名ですよね。こちらはマレー料理と中華料理の融合です。
日本だと長崎の和華蘭文化もありますよね。
中国の影響力ってすごい!
「新宿店」は新宿三丁目駅すぐ!全国に5店舗
今回お邪魔した新宿店は、新宿三丁目駅から徒歩2分くらいの場所にあります。
新宿店の他に999は計5店舗あります。
- 新橋店
- 二子玉ライズS.C店
- 日比谷グルメゾン店
- 梅田店
東京の他、大阪でも食べられるようです。

今回はオススメのタイ屋台料理の999(カオカオカオ)をご紹介しました!

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